1. 寒い季節は、ウイルスが元気になります
冬になると空気が乾いて、のどや鼻の粘膜が乾きやすくなります。
この乾燥がウイルスが体に入りやすくなる大きな原因です。
インフルエンザや風邪は、“寒いこと”よりも“乾いていること”に注意が必要です。
2. 手洗い・うがいは、やっぱり基本
外出から帰ったら、まずは 手洗いとうがい。
せっけんで10〜20秒、手のひら・指の間・爪のまわりまでしっかり洗いましょう。
うがいは水だけでも十分です。のどのうるおいを保つ効果もあります。
🖋️ ポイント：手洗いの後は、清潔なタオルやペーパーで水分をふき取ること。
3. 加湿と換気で「空気のバランス」をとる
乾燥した空気は、ウイルスが長く生き残りやすくなります。
湿度は 40〜60％くらいが理想的です。
- 加湿器を使う
- 洗濯物や濡れタオルを部屋に干す
- 1時間に1回は窓を開けて空気を入れ替える
乾燥と換気、どちらも“ほどよく”が大切です。
4. 体の中から、免疫力を支える
風邪をひきにくい体を作るには、毎日の生活リズムが大切です。
🍚 食事：バランスのとれた食事を心がけ、特にビタミンCやタンパク質を意識して。
💤 睡眠：睡眠不足は免疫力を下げる原因になります。夜はしっかり休みましょう。
🚶 運動：軽い体操や散歩も、血流をよくして体を温めます。
5. のどと鼻を「うるおす」習慣を
- こまめに水分をとる（温かいお茶やスープもおすすめ）
- マスクをつけて、口・鼻の中を乾かさない
- 声を出す仕事の人は、意識して休憩をとる
のどを守ることは、ウイルスの侵入を防ぐ一番の“入り口ケア”です。
6. まとめ
インフルエンザや風邪を完全に防ぐことは難しいですが、
「うつらない」「ひろげない」ための小さな心がけが、
自分や家族、まわりの人を守ることにつながります。
💬 このコラムは一般的な健康情報として作成しています。
発熱やせきなどの症状があるときは、早めに医師へご相談ください。