1. 冬でも、脱水は起こります
脱水症状というと「夏の暑さ」を思い浮かべる方が多いですが、実は冬も油断できません。
冬は気温が低くても、以下の理由などで体の中の水分がゆっくり失われていきます。
- 室内の暖房で空気が乾く
- 外は寒くて水をあまり飲まない
- 体が冷えるとトイレが近くなるため、水分を控えがち
見た目では汗をかいていなくても、呼吸や皮ふからも水分は出ているため、
気づかないうちに“軽い脱水”になることがあります。
2. 脱水のサインに気づくことが大切
冬の脱水はゆっくり進むため、気づきにくいのが特徴です。
次のようなサインがあるときは水分不足かもしれません。
- 口や唇が乾く
- 尿の色が濃く、回数が減っている
- 皮ふがカサカサしている
- なんとなく体がだるい、頭が重い
- 便がかたくなってきた
高齢の方は、のどの渇きを感じにくくなるため、
「のどが渇いた」と思う前に少しずつ飲むこと が大切です。
3. 冬の水分補給のポイント
💧 1回にたくさんではなく、少しずつこまめに
→ 温かい飲み物(白湯・麦茶・スープなど)もOKです。
🍵 カフェインの多い飲み物は控えめに
→ コーヒーや緑茶は利尿作用があるため、飲みすぎると逆に水分が減ることもあります。
🥣 食事からも水分をとる
→ みそ汁・おかゆ・煮物など、水分を含んだ食事を意識すると自然に補えます。
🚶 体調の変化にも注意
→ 風邪や下痢・発熱のときは、体の水分がいつも以上に失われます。
その際は、経口補水液などで少しずつ補給することが効果的です。
4. 室内環境も大切に
冬の脱水を防ぐためには、「体に入れる水分」+「周囲の湿度」 の両方が大切です。
- 加湿器を使う(湿度40~60%が目安)
- 濡れタオルを干すなどの簡単な工夫も効果的
- 暖房の風が直接当たらないようにする
乾燥を防ぐことは、脱水だけでなく風邪や感染症の予防にもつながります。
5. まとめ
冬の脱水は「静かな脱水」とも呼ばれます。
寒さで、のどの渇きを感じにくくなる分意識して水分をとることが何より大切です。
🩵 このコラムは一般的な健康情報として作成しています。
体調に変化を感じたときは、医師や看護師にご相談ください。