1. 年末年始は「生活のリズム」が変わりやすい時期です

年末年始は、以下などの影響で、普段とは違う環境になります。

  • 家族の予定
  • 食事の変化
  • 生活時間のズレ

高齢の方や療養中の方にとって、
この“生活リズムの変化”は負担になりやすい時期でもあります。

そのため、訪問看護・訪問介護を上手に活用して、安心して年末年始を迎える準備が大切です。

2. 訪問サービスは「急な不調に備える支え」になります

年末年始は医療機関の休診が多く、相談先が限られることがあります。

訪問看護・訪問介護を利用している場合、
以下の要素を把握しているスタッフがいるため、安心材料のひとつになります。

  • 普段の体調
  • いつもと違う様子
  • 注意が必要なポイント

事業所によっては、休日・夜間の連絡体制(オンコール) がある場合もあります。

利用している事業所の以下の情報を事前に確認しておくと安心です。

  • 連絡先
  • 年末年始の体制
  • 緊急時の流れ


3. 年末年始に起こりやすい“ちょっとした変化”

✔ 食事の変化

お餅・甘い物・塩分の多い料理などは、体調に影響することがあります。
無理のない量で、ゆっくり楽しむことが大切です。

✔ 生活リズムの乱れ

寝る時間が遅くなると、昼夜逆転に近い状態になることもあります。
なるべく“いつもの時間”を意識するだけでも違います。

✔ 体の冷え

寒さは疲れや痛み、不調のきっかけになることがあります。
暖かい室温を保つことが安心につながります。

4. ご家族が少し楽になる工夫

年末年始はご家族も忙しく、介護の負担が増えやすい時期です。
少しだけ工夫すると、介護が軽くなります。

  • 食事やトイレなど「負担がかかる部分」を前もって相談しておく
  • 訪問の時間に合わせて予定を調整する
  • できない日があっても“無理をしない”
  • ショートステイやデイサービスを利用するのもひとつの方法

介護者が疲れすぎると、ご本人も不安になりやすくなります。
「休むことは悪いことではない」 と考えて大丈夫です。

5. 緊急時に備えて“家族で共有したいこと”

  • 訪問看護ステーションの緊急連絡先
  • かかりつけ医の情報
  • 服薬内容
  • これまでの体調の変化
  • 救急車を呼ぶべき状況を確認しておく

家族の誰が対応してもスムーズになるよう、メモにして分かる場所に置いておくと安心です。

6. ゆっくり過ごすことが、いちばんの安心につながる

年末年始は、普段はできない「ゆっくり話す時間」「一緒に過ごす時間」が生まれる大切な季節です。

訪問看護・訪問介護をうまく取り入れながら、
ご本人もご家族も負担の少ない“いつもの暮らし”を続けることが何より大切です。

「特別なことより、いつもの時間を大切に。」
これが年末年始の一番の安心につながります。