1. 溶連菌ってどんな病気?

「溶連菌(ようれんきん)」は、
正式には A群β溶血性レンサ球菌 という細菌が原因の感染症です。

多くの場合、以下のような症状が出ます。
特に のどが急に強く痛くなる のが特徴です。
風邪と違い、咳や鼻水があまり出ないことも多いです。

  • のどの強い痛み
  • 発熱(38℃以上になることも)
  • 扁桃腺の腫れ
  • いちごのように赤い舌(いちご舌)
  • 発疹(子どもに多い)

2. うつるしくみ

溶連菌は 人から人へうつる病気 です。
主に次のような経路で感染します。
特に家の中や、子ども同士の接触が多い場所では広がりやすくなります。

  • 咳やくしゃみなどの 飛まつ
  • 手についた菌が口に入る 接触感染

3. 治療について

溶連菌は細菌が原因のため、抗生物質(飲み薬)で治療します。
症状が強いときは、早めに医療機関へ相談しましょう。

  • 医師の指示どおり、最後まで飲み切る ことがとても大切
  • 途中でやめてしまうと、症状がぶり返すことがあります
  • 薬を飲み始めると、通常は 24時間ほどでうつる力が弱くなる とされています


4. 溶連菌を広げないためにできる予防

🧼 1. 手洗い

もっとも大切な予防方法のひとつです。
外出後、食事前、トイレ後は 石けんでしっかり手洗い を。

😷 2. 咳エチケット

  • 咳・くしゃみのときはマスク
  • マスクがないときは、袖や腕で口をおさえる

🤝 3. 共有物に気をつける

  • コップ、箸、タオルの共用を避ける
  • 小さなお子さんの食器はとくに注意

🛏️ 4. 体調が悪いときは無理をしない

熱やのどの痛みが強いときは安静にすることで、うつすリスクを下げられます。

5. 家庭内での注意

溶連菌は、家の中でもうつりやすいため、
家庭内に患者さんがいる場合は次の点に気をつけましょう。

  • ドアノブ・スイッチなど「よく触る場所」を清潔に
  • タオルは共有しない
  • 食事の前に必ず手洗い
  • できれば寝る場所は少し離す

無理のない範囲で大丈夫です。
「完璧に消毒!」よりも、「感染を減らす工夫」が大切です。

6. まとめ

溶連菌は、のどが強く痛む細菌感染ですが、
正しい治療と日常の予防で、重症になることを防ぐことができます。

「手洗い・マスク・無理をしない」
この3つが、溶連菌から家族を守る基本です。

💬 このコラムは一般的な情報として作成しています。
症状が強い、熱が続く、飲食ができないなどの際は、早めに医師へご相談ください。